KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

eスクールゼミの「始めのスクーリング」をしました。

eスクールゼミのスクーリングをしました。eスクールゼミでは各学期の最初に「始めのスクーリング」を開いています。各学期の終わりには「研究発表会」を開きます。

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土曜日は卒論生6人のスクーリング、そして日曜日には演習ゼミ4人のスクーリングを開きました。

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土曜日の夜は全員が集まって新ゼミ生の歓迎会を開きました。こちらも良いスタートを切ることができました。

ノービス研究者とベテラン研究者が見る重要な研究活動の違い

新年度の大学院ゼミがスタートしました。まずは修士課程のゼミです。大学院ではその人の研究トピックを基にした個別指導が基本となります。今期はそれに加えて、私からのチュートリアルとグループワークを1時間ほどやることにしました。

初回のチュートリアルのテーマは「研究成果を上げるために重要な活動はどんなものがあるか。またその重み付けをしてみよう」というもので、これをやりながら重回帰分析の原理を同時に学んでしまうというものです。

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このワークを修士ゼミ生にやってもらって、発表してもらったあと、TAとして入っている博士課程のゼミ生にそこで出てきた活動以外の重要なものをあげてもらいました。そうすると研究者としてのノービスとベテランの違いというものも見えてきます。

たとえば、ノービス研究者は「先行研究をよく調べる」という活動を重要なものとして出してきます。一方、ベテラン研究者は、それ以外に「ゼミの時に他の人の研究発表を興味を持って聞き、自分だったらどうするだろうかということを考える」というような活動を重要なものとして位置付けています。

これはおもしろい研究になりそうなので、また機会を見て発表しようと思います。

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「インストラクショナルデザインの観点を採用したアクティブラーニング」という記事を書きました。

2016年3月に名古屋大学高等教育センターで行ったセミナー「インストラクショナルデザインの観点を採用したアクティブラーニング」の内容が『名古屋高等教育研究』誌に載りました。

  • 向後千春(2017)インストラクショナルデザインの観点を採用したアクティブラーニング『名古屋高等教育研究』 第17号, Pp.163-176

オンラインで読むことができますので、もしよろしければご一読ください。

http://www.cshe.nagoya-u.ac.jp/publications/journal/no17/10.pdf