KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

そばがきにして食べちゃった

 先週末、山形県天童市に行ってうまいそばを食べたときに、おみやげとしてそば粉を買ってきた。学芸大学の先生にそば打ちが趣味の人がいて、以前天童のそば粉を送ってあげたらとても喜んでおられた。今回もそのつもりでおみやげを買った。

 近々その人と東京で会うことになっていたので、東京の実家にそば粉は置いてきて、富山に戻った。そしたら、実家の母から富山に電話があって「そばを忘れていった」と私の妻に伝えられた。妻は、きっと私が渡すのを忘れたと思って「おかあさん、どうぞ食べて下さい」と答えた。

 そのことを妻から聞いた私は、

  • あのそばは、別の人へのおみやげなんだけど。
  • ええっ、食べて下さいって言っちゃった。
  • 大丈夫。あれはそば粉だからそば打ちしなくちゃ食べられないんだよ。
  • そう。それならいいけど。お母さんに電話しておいて。

 で、実家に電話した。

  • あ、置いていったそば粉のことだけど。あれは別の人へのおみやげだから。そのままにしておいて。
  • えっ、もう食べちゃったけど。
  • そば粉だよ。打たなきゃ食べられないよ。どうやって食べたの?
  • そばがき。そばがきにして食べちゃった。

 しまった。その手があったか。確かにそばがきにすれば食える。