朝日新聞の99.2.4に、www.edge.orgで「過去二千年で最も重要な発明発見は何か」という論争が行われているという記事を読んだ。このサイトにあたってみると、有名な科学者達がそれぞれの考えを披露していて面白い。私が特に興味を持ったのは次のような人たち（心理学者が多い）。
- ハワード・ガードナー：クラシック音楽。たいていの発明は悪用される可能性があるが、音楽は楽しみだけを与えてくれる。
- ロジャー・シャンク：今使っている、インターネット。もちろんこれは、CPU、ネットワーク、CRT、電話、電気…の総合体だが。これが大発明であることが見逃されがちなのは、まだ今のインターネットが非力だからだ。
- シェリー・タークル：無意識という概念。自分が人であるということの意味を新しいレベルで考えることができる。
もっともっとたくさんの人が意見を寄せているのだが、これくらいにしておこう。また時間ができたらゆっくり読んでみたい。
実は、寄り道ついでに、このサイトで「心理学者が今一番重要だと思っている問題は何か？」というコーナーも見つけてしまった。ちょっと読んでみたがこれもすごく面白い。また紹介したい。
