昨日から喉が痛くなったので、今日は勤務をお休みした。とはいっても授業は来週からだから、研究室に来ていない教員もけっこういる。去年までに本務校以外の非常勤講師を減らしていってひとつまでになったのだが、今期は珍しくひとつ追加したので、非常勤が2カ所になり、忙しくなりそうだ。春休み中に授業の準備を全部しておきたかったのだが、かなわず自転車操業になりそう。
一日中寝ていると、考える時間がたっぷりあって、日頃悩んでいる問題がたくさん解決できそうな気がする。しかし、実際はそういうことはなくて、横になっていると意識を焦点化させて考えることは不可能だ。思考があっちにいったり、こっちにいったりして、まとまることはない。焦点化された思考はできない代わりに、いろいろな妄想やファンタジーが湧いてくる。とりとめがない。
フロイトが患者を長椅子に横たわらせて話をさせたということは、こういう効果を狙ったものかもしれない。身体を横たえることで、論理的思考回路は働きをやめ、直観的なものや日頃隠されてきた本音が自由に飛び回るようになる。カウンセラーはそれを治療の手がかりにすることができた。
要するに身体と思考は分離することができないと思うのだがどうだろうか。
- 風邪ひいているときくらい、日記書くのやめたら〜?
妻の声が聞こえる。先を急ごう。
「がくもんにっき」さんの月一回の「累積ランキングを読む」のファンである。特に、自分が愛読していて、影ながら応援している日記が健闘しているのを見るのが好きなのである。「日記が健闘している」ってなんだか変だけど。
しかも、nackyさんからは「コンスタントな更新に敬意」などと言われてしまった。こりゃ、めったなことがない限り日記は休めないぞ。ごほっ、ごほっ。