KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

日本で開いても英語の国際会議

 今年は、ICCE(International Conference on Computers in Education)という国際会議が千葉で開かれる。自慢ではないが国際会議で発表したことはない。千葉で開かれるということは海外渡航費を使わずに国際会議で発表できるいいチャンスである。

 外国旅行はあまり好きではない。アメリカやヨーロッパに行くのに十時間以上も飛行機に乗っているのは実に辛い。大学生の時は、格安航空券の南回りで三回乗り継ぎをしてヨーロッパに渡ったという体力があったが、今はもうない。そもそも気力がすでにない。

 だから千葉で発表しようと意気込んだ。なんたって国際会議だもん。幸いに共同研究者は英語に強い。私が日本語で原稿を書けば、英語に直してくれるという。涙が出るほどありがたい。しかし、よく考えたら、原稿はそれでいいとしても、発表するときはやっぱり英語でしなくちゃならないのであった。ああ、いやだなあ。どうしよう。この歳になって英語での発表に苦労する。日本で開いても英語の国際会議なのである。