KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

5段落で書く日記

 最近は、仕事を終えてから研究室を出るまでの一時間ほどをその日の日記書きにあてていた。大体午後6時から7時くらい。研究室を出て自宅に着くまで30分弱かかる。帰宅するのが7時半を過ぎると妻の機嫌が圧倒的に悪くなるので、何時に切り上げられるかを気にしながら日記を書くのは実にストレスフルである。それでいて妻は「今日の日記は面白くない」などという。くそっ、誰かを面白がらせようとして日記を書いているのではないわい。

 どうしたって授業が始まると準備であわただしくなる。今日は日記を書く時間もなくなってしまったので、しかたなくこんな遅い時間にエントリーする。まあ日記を書く時間帯としては、夜寝る前というのは一日を振り返るいい時間とも言える。

 しかし、夜遅く書くと、内省的すぎるというのか、考えすぎてループに入ってしまい、すっきりと書くことができない。長い文章になりやすくなるような気がする。冗長な割に核心を外していたりする。冗長だから的を外していることに自分で気づきにくくなるのだ。こんな日記が見本である。

 以前はなるべく分量のある日記を書こうとしていた。少なくともある程度読みごたえのある分量がある方がいいと思っていた。しかし、最近はそうでもないような気がしている。なるべく短くしたい。短くて核心をついたものを書きたいと思う。大体、5パラグラフ(段落)くらいで書きたい。3パラグラフでは、舌足らず。7パラグラフでは散漫になる一歩手前。5パラグラフくらいが最適なのではないかと直観している。これも何か法則性があるのかもしれない。

 たとえば、

  • 導入    (何の話をしようか。そうだこんな話題はどう?)
  • イデア1 (それについては、こんなことがある)
  • イデア2 (こんなこともあるし、)
  • イデア3 (また、こんなこともある)
  • 結論    (そうしてみると、こんなことが言えるのではないか)

 というような文章の構成はわかりやすく力強いような気がする。