KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

「日記を書く」授業

 昨日から夜遅いこの時間帯に日記を書くことになった。ずっと昔は朝に書いていたような気がする。その後、夕方になった。今は夜だから、順番に日記を書く時間帯が遅くなっていっているようだ。これでまた朝に書くようになれば、日付変更線をまたぐように一日分日記が少なくなることになる。しかし、そんなことに気がつく人はいないだろう。

 ああ、なんだか内容のないことを書いている。だから深夜に書くのは気が進まない。あとで読んだときに「なんじゃ、こりゃ?」となるのが嫌なのだ。こういう私って変?←これがおそらく夜のノリ

 「日記を書く」授業のことを書こう。今日が第一回目だった。全学部対象で70人弱の学生が集まった。これは予想以上の人数。初回なので、授業の説明をする。「とにかく前期の百日間、日記を書いてもらいます。土曜日、日曜日もです。病気や事故がない限り、書いてもらいます。それで単位を認定します」ということを確認する。

 加えて、「私は単位の基準に厳しいので、飽きっぽい人や、すぐさぼってしまう人、地道にこつこつやることが苦手な人は、この授業は取らない方がいいかもしれません」とアドバイスする。そうして「それでもこの授業を受講しますか?」と聞いてみる。半分は取るのをやめるのではないかと思ったが、そういうことはなく、ほとんど全員が受講するという。

 なんだか、スゴイ。そんなにみんな日記を書くのが好きなのか。あるいは日記を書くことくらい簡単だと思っているのか。あるいは、レポートの書き方のような他の授業よりは楽で面白そうだと思っているのか。

 どんな理由であれ、かまわない。とにかく日記を書くということ。重心は「書く」ということにある。日々のことを材料にして書くとそれは自然に日記になる。百日間、毎日何かを書き続けるとその人はどうなるのか、どう変わるのか、あるいは変わらないのか。それをこの目で見るのが実は楽しみだったりする。