KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

自己診断サイトで一儲け?/休日移動システム

 日記猿人的時事ネタで、精神年齢鑑定というのをやってみた(それでももう古い?)。結果は精神年齢43歳。実年齢が40歳だから、精神と肉体が良くマッチしているということだろうか(←ポジティブ・シンキング)。

 その内容はともかく、カウンターが20万を超えていたのでびっくりした。なるほど、こういう自己診断サイトというのは人気がでるとすごいものなんだな。そこで以前日記に書いた、バナー広告のことを思い出した(99/04/09:バナー広告で一儲け?)。ワンクリックで10円が儲かるシステムである。クリック率は1%程度だというから、20万アクセスで、2万円儲かることになる。うん、これはいい商売かもしれない。

 精神年齢鑑定サイトがどれほど根拠を持っているのかは知らないが、私は「心理尺度の作成法」という授業をやったこともある。そのレポート課題としていくつかの心理尺度を実際に構成してもらった。こうして作った心理尺度を自己診断サイトとして公開すれば、人気が出るかもしれない。ついでにバナー広告を貼り付けておけば、授業終了の打ち上げコンパ代くらいは出るかもしれない。

 もうひとつの副産物は、大量のデータが自動的に集まることである。クラス内でデータを集めてもせいぜい40-50くらいのところが、Webサイトで公開すれば、万単位のデータが集まることになる。これを単純集計するだけでも大変だが、データ処理の実習としては骨のあるいい課題になるかもしれない。

 きのうの日記で、週の真ん中の休日は能率が悪いので、月曜か金曜に休日を移動したらいいのではないか、ということを書いた。そうしたら、ある企業にお勤めの方から次のようなメールをいただいた。あるんですね、実際にそういうシステムを取っているところが。

うちの会社、週の中日にある祝日は、週末かあるいは週明けすぐに回されるのです。なぜかと言いますと、半導体工場を持っているからで、土日の休み前に工場の電源をオフし、休み明けに電源をオンするのですが、このコストが結構バカにならないため、できるだけオン/オフの回数を少なくするための計らいなんです。

世間一般の祝日通りに休めないので、不満を持っている従業員も大勢いるのですが、私はこの祝日移動には大賛成です。理由はちはるさんのおっしゃる通り。さらに付け加えるなら、世間一般が休みなので、交通機関が軒並みガラガラだということですね。電車に座って通勤できるのがありがたいです。

 なるほど。機械のオン・オフのコストがばかにならないということだと。そうすると、人間の頭のスイッチのオン・オフもやはりコストがかかるはずだから、私の提案したこともそれほど突飛なアイデアではないかもしれない。