KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

ICCE99:英語が聞き取れない

 かずさアカデミアパーク(かずさアーク)というところで開かれているICCE99(教育におけるコンピュータに関する国際会議)に出ている。この会場はホテルも併設されているすばらしいものなんだが、都内からはとても遠いことに気付いた。江東区にある実家から2時間以上かかり、交通費も往復4000円近くかかることを考えたら、木更津あたりにホテルをとったほうがよかったと悔やんでいる。

 さて大会の方だが、国別の参加者リストを見ると、やはり日本人が一番多くて200人以上。ついで、アメリカ37、中国31、台湾31、オーストラリア24、シンガポール17、イギリス14、ドイツ9、ニュージーランド8、韓国7、カナダ6、と続いている。

 大会全体の雰囲気は、なんといえばいいのだろうか、「なごやか」というか、「ぬるい」というか、ぴりぴりした緊張感がない。それはもしかすると、アジア地域の発表者が多く、第二言語としての英語を使っての発表や質疑であるために、どうしてもお互いにつっこみきれないまどろっこしさがあるからなのかもしれない。が、それはそれでなかなかよい雰囲気とも言える。

 それにしても、相変わらず私は英語が聞き取れない。とりわけネイティブの英語は全然ダメだ。最近はプレゼンのほとんどでパワーポイントのスライドが使われているので、それを洋画の字幕のように見ながら、しゃべっていることを推量している。

 あしたは私もポスターセッションでの発表なんだが、できれば誰も質問しにこないで欲しい、と内心願っている。説明はなんとかできても、質問されるとその内容が聞き取れないからである。我ながら情けないことである。