KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

懸賞マニア

 世の中に「懸賞マニア」と呼ばれる人々がいることは知っていたが、我が妻がそうなるとは思っても見なかった。きっかけは、2番目の子どもが生まれたことらしい。赤ちゃんの世話やおっぱいなどで家の中に拘束されることが多いわけで、その時間を利用して、懸賞ハガキをたくさん書いていたようだ。懸賞の応募要項ばかりを集めた専門の雑誌(そんなものがあるのだ)を買うほどに熱中していた。私はそんな彼女を見て「そんなに簡単には当たらないよ。なすびだって半分くらいはきっとヤラセで当たっていたに違いないんだから」と思っていた。

 しかし、当たるのだ! 雑誌「DIME」の3/2号を持っている人は一番後ろのページを開いてみていただきたい。「JCBギフトカード1万円分当選者20名」というリストの中に富山県の人が載っているが、それが私の妻である。1万円の商品券。これはあなどれない。はっきり言って大物である。

 そしてもうひとつの大物は、ブラウン社製の電動歯ブラシであった。買うとすれば1万円以上するのではないだろうか。今まで使っていたナショナルの電動歯ブラシはモーターが弱っていたので、抜群のタイミングである。しかも、このブラウンのやつはヘッドが高速回転するのである。まるで自分の歯を研磨するような感じである。歯がだんだんすり減っていくのではないかと心配になるほどである。ドイツ魂である。

 そのほかに小物では、ぬいぐるみやらなにやらが当たっているようだ。懸賞というのは応募すればけっこう当たるものなのだ。出してみるものだなあ。私としては、次に「MDウォークマン」をリクエストしている。また、自分でもANAの懸賞で「IBMワークパッド」に応募してみた。きっと当たるに違いない。今から楽しみである。