KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

一人の喜び

 今日は自宅に一人。妻と子供二人は妻の実家(魚津市)にいる。私は今日と明日、入試関係の仕事で出勤するので、彼女たちは実家に戻っているという状況。

 家に一人でいると、一人きりで食事をしなくてはならないし、寂しくもあるのだが、いいことも少しはある。

 ひとつは、お風呂の中でアイスクリームが食べられることだ。普段は子供を風呂にいれなくてはならないので、そんなことはできないのだが、一人ならこれができる。湯船につかったまま食べるアイスクリームはうまい。いや、味は変わらないはずなのだが、暖かいところで冷たいものを食べるという状況が気持ちをうきうきするのだろう。

 もうひとつは、ダブルベッドに一人で寝られることだ。普段は、子供を入れて3人あるいは4人がひとつのベッドに寝ているので、隅に追いやられることもしばしばである。とりわけあいなは、寝相が悪い。寝ているうちに身体が90度回転して、足蹴りを食らったり、頭突きを受けたりすることもある。寝ていても気が抜けない。

 さらにあいなは人形と一緒に寝ている。その人形は背中を押すとおしゃべりをする。なんかの拍子にそのスイッチがはいって、夜中に「ハッピバ〜スデイトゥーユー」などと歌い出すと不気味である。一人で寝れば、そういう心配事もなくのんびり寝られるのである。

 しかし、こんなことで喜んでいる自分が情けなくなってきたのも、現在のいつわらざる心境である。