KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

スガキヤのある大学/300人から6人へ

 愚一さんの日記で知った。スガキヤは名古屋だったのか。

 富山のテレビでスガキヤのCMがよく流れていたので、ずっと富山かあるいは北陸のメーカーだと思っていた。先日、福井大学に講義に行って、飯を食う時にたまたま大学の近くの平和堂というスーパーに入った。そこでラーメンを食べようと店にはいると、スガキヤの店であった。「ああ、スガキヤは福井のメーカーだったのだな」と納得したのであった。富山にはスガキヤの店はないと思う。

 しかし、そうではなかった。スガキヤは名古屋だったのだ。あの白濁したトンコツ風味のスープと名古屋とが結びつかなかった。博多トンコツスープを薄めたようなスープ。名古屋といえば味噌ではないのか。

 それにしても愚一さんの大学の食堂はきれいでいいな。スガキヤマクドナルドもはいっているという。富山大学では生協が食堂をやっているが、スガキヤマクドナルドとミスタードーナツがはいってくれればいいのに、と思う。それだけで大学の雰囲気はずいぶん変わるのだが。

 新年度、第一回目の教授会だった。新任の教員が挨拶をする。

 「前にいた大学では300人の学生を受け持っていました。ここでは6人になりました。これは喜んでいいのやら、何と言っていいのか……」

 という挨拶をした人がいて、大いにウケていた。しかし、ウケているばかりでいいものか。300人は多すぎるとしても、6人の学生を数人の教員で受け持つという状況がおかしいのではないかと考えるべきだ。その人数比では経営的に成り立たないことは明白なのだから。ああ、国立大学よ、永遠なれ。