KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

プロファイリングを取り上げて

 高岡法科大での心理学の授業の初日。やはり、受講生は少なくて、64人。去年は200人前後いたのだから1/3以下に減ったわけだ。まあ、200人でも60人でも授業をやるのには支障はない。しかし、問題はテキストだ。今年初めてテキストを作ったのだが、去年の人数を想定してたくさん部数を刷ってしまった。これでは赤字覚悟である。まあ、来年度も同じテキストを使えばいいのだろうけど、やはり改訂したいところはたくさん出てくるからなあ。

 今日は、授業の内容の説明と進め方、評価の仕方などを解説して、この授業でどんなことを取り上げて欲しいかを紙に書いてもらった。その中でよく出てきたのが「犯罪捜査でのプロファイリングについて取り上げてください」というものだった。ううむ、さすが法学系の大学である。

 神戸の事件など、犯人についての予想が当たらない例は、けっこうたくさんある。これについては長谷川さんのページで勉強することもできる。しかし、当たるプロファイリングをどのようにするのかというのはなかなか難しい問題だ。ちょっと勉強しなければならないな。

 法学と心理学の接点はけっこう深い。犯罪に対する量刑の問題や、目撃証言が意外に当てにならないことなどはホットなトピックだ。あらかじめ用意したトピックとは別に法学/心理学の領域の問題をなるべく取り上げていくことにしよう。

 学内にロッテリアが開店したという画期的事件があった。今日は開店日だったので、1時過ぎに行ってみたところ、早々に店は閉まっていた。ハンバーガー屋が昼間に閉まっているのは何か変だ。用意した分のハンバーガーが全部売れてしまったのだろうか。先行きが不安である。

 もともとここには喫茶店が入っていた。私もこれまでに1,2度しか入ったことのない冴えない喫茶店であった。その場所をほぼそのままの形で、つまり内装やテーブル、カウンターなどをそのままにしてロッテリアがはいったようだ。だから普通のロッテリアではない。冴えない喫茶店風のロッテリアになっている。看板は確かにロッテリアなのだが。明日以降も偵察を行いたい。