KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

広い庭で苦労する雑草取り

 連休2日目。家の周りでは田植えに忙しい。たんぼを持っていない我が家では、草取りである。この時期に雑草を取っておかないと、梅雨を過ぎる頃には草ぼうぼうの状態になってしまう。とりわけ、すぎなを取るのに苦労する。すぎなはどこにでも顔を出し、地下を這ってどんどん増えていく。草取りをしても、きっぱりと取れるわけではないので、やっかいなやつだ。

 雑草取りをするたびに、もっと狭い土地を買っておくんだったと思う。今の土地は、富山ではそう広いとはいわないだろうが、150坪以上ある。その中の10坪ほどにショートケーキのような小さな我が家が建っている。残りは、車2台分の駐車場と庭である。庭というよりは空き地状態と言った方がいいかもしれない。その一部は畑になっているが、あまり作物を作っていない。せいぜいネギとピーマンくらいだ。とにかく庭が広いので、こちらの雑草を取り終えた頃には、あちらの雑草が勢いよく茂っていたりする。もう少し庭が狭ければ、手入れもラクなのだが。

 購入した150坪以上の土地はたんぼの一区画を埋めたものだった。土地の形は正方形に近かったので、分割できなかった。値段も1坪3万円台という、都会では考えられない値段だったので、「広くて困ることはないだろう」と考えて買った。しかし、広くて困ることは雑草取りであった。雑草をそのままにしておくと、その種が飛び散るので近所迷惑になるのだ。

 庭をいつでもきれいに整えておくのは、心にも身体にも余裕がなければできないなあ、と思う。終わりのない仕事である。