KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

20万円のアイスコーヒー

 パソコンはモデルチェンジのサイクルが速い。数年経つともう使う気にならないほど古い機種になっていたりする。学内でも使わなくなったパソコンは廃棄される。廃棄される予定だったパワーブック190csを譲り受けてきた。メモリは8メガしかないし、CPUもパワーPCではない。しかし、意外にサクサクと動く。OSは7.5だ。OS8.6になるとOSだけで20メガ以上を占めていたりして、ばかでかくなっている。そのときのマシンパワーに合ったOSであれば、軽快に動くので、むやみにOSのバージョンを上げるのは考え物だ。

 以前にアイスコーヒーをぶっかけて、ご臨終になったパワーブックG3を修理に回した。しばらく手元に置いておいたのは、もしかしたら、そのうち生き返るかもしれない、と思ったからだ。しかし、そのような奇跡は起こらなかった。当然である。

 修理を頼んだ会社から電話が来た。「CPUから電源から全部を交換しなければならない可能性もあります。修理代がいくらまでなら修理しますか?」と尋ねられたので、「新しく買ったら30万円くらいだから、そうねえ、20万円までだったら修理してください」と答えておいた。20万円のアイスコーヒーか。高くついた。