KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

タイトルをきちんと付けよう

神崎さんの講演の追加。スタイルシートよりも前に、Webページ作成で心すべきことがいくつかある。その中でも:

タイトルをきちんと付けよう

私のページが「悪い例」として取り上げられていたのだが、それは「授業のページ」というタイトルだった。確かに検索エンジンで引っかかったとしてもこれではあまり見ようという気にならない。素性のしれない感じがするからだ。これが「富山大学教育学部・向後千春の授業(2000年度)」とでもしてあれば、見てみようかなという気持ちになる確率が高まる。

それでも、同じようなページがたくさんあるので、そのひとつひとつに「富山大学教育学部・向後の……」というタイトルを付けるのは、面倒くさいし、読者にもしつこい感じをさせるのではないかという危惧はある。しかし、読者はタイトルバーのところに表示されるタイトルはいちいち見ないので、しつこさを気にする必要はない。むしろ検索エンジンなどで表示される情報量を増やす方が大事だ。また、タイトルの付け方として、英語的に低いレベルから書くという手もある。たとえば「2000年度授業、向後千春、富山大学教育学部」という書き方も試してみる価値がある。

文責と更新情報を添える

それぞれのページに著者と作成日、更新日の情報を載せる。本や雑誌記事ではこうしたことがきちんと載せられているのに、Webページではそうなっていないというのは、実はおかしいことだ。

「前へ」「次へ」ではなく内容を示す

ページが連続している場合は、つい「前へ」「次へ」というリンクラベルを使ってしまいがちだ。しかし、それに内容の見出しを一緒に添えると読者は、それを見るべきかどうかという判断がしやすくなる。

スタイルシート試行中

ご覧のように、スタイルシートを作って、このページに適用してみた。試行錯誤中なので、なにか変なところがあればお知らせください。

本文をいじることなく、さまざまな視覚効果を試すことができるので、なかなか楽しい。ちょっと気になるのは、スタイルシートを使うと、なんとなくページがビジネスライクに見えてきてしまうこと。表示に一貫性があるのだから、当然のことかもしれないのだけど、ちょっとくらいデザインにほころびがあるほうが、暖かみのある日記ページになるかも。

もうひとつは、スタイルシートを使ったこのページを、Netscape4.7で見ると、とても寂しい画面になってしまうこと。どんな感じかというと、3年くらい昔のパソコンに戻ったような。