KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

ゼミは仕事のスターター

学会も終わり、忙しいことは忙しいが、それでも仕事のペースが落ち着いてきたので、ゼミを開くことにした。何人かの大学院生からのリクエストがあったということもある。単位に無関係のゼミである。

午後3時から始めて、6時頃まで話していた。やはりゼミはいい。授業をやるだけでは、大学の教員としては物足りないのだ。少人数で、直接話して、聞いて、質問して、答えて、終わりのない議論をする。そしてなにがしかの「行動のきっかけ」をごほうびとして得ていく(私自身も)。ここでは終わりのないこと、正解のないことにこそ意味があるのだろう。その意味で、意味のある仕事のスターターである。