KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

キャンパスデー

所沢のキャンパスデーだった。いつになくにぎわっていた。

この機会を利用して、オープンラボというものをやってみた。つまり研究室解放。eスクール(通信教育課程)の学生もキャンパスに来るということを知っていたので、気軽に研究室によってほしいと呼びかけておいた。

学生の方は、いつもオンデマンド授業のストリーミング配信で私の顔はおなじみだが、私の方は学生に会うのは初めてだ。学生の方も、「実物の」私に会うのは初めてというわけで、なんか妙に感動していたみたいだ。

こういう機会はたくさんつくりたい。eLearningの解決すべき問題のひとつは、学習者の孤独感だ。教室にたくさんの学生を集めて授業をするということは、原始的(あるいは近代工業的)に見えて、実は孤独感を癒すという副産物的なところではけっこういい線を行っている(いじめなどの悪い副産物はあるにしても)。

まあ、副産物だけというのでは問題だが、eLearningは学習効果という点では高いのだから、あとは孤独感をどうやって乗り越えていくかが焦点になってくるわけだ。こうして、機会を見ては顔を合わせて直に話をしていくことで、得るものは大きいだろう。

せっかくなので、デジタルビデオを回して、オープンラボに来てくれた学生にインタビューをした。「ここまでeスクールをやってみてどんな感じか?」のような簡単な質問をして、テープに収めた。10分弱のものだが、なかなか和気あいあいとした感じでよい。ストリーミング配信をしたいと思う。