12月1日から2週間に渡って、現2年生のゼミ訪問期間になる。3年進級時にどのゼミに所属するかを決めるためだ。
私のところでは、実際にどんな卒論をやろうとしているのかをプレゼンすることにした。現3年生には、ちょっときついかもしれない。まだ卒論テーマを自分のものとして把握していないところもあるからだ。それでも、2年生にはゼミ選びの参考になるだろう。いくら、私のゼミはこんな感じですというようなことを叫んだところで、実際にどう行われているかだけが重要だからだ。
人が何を言っているのかよりも、その人がどう行動したかということだけを信じる。それは私の信念に染みついている。
今日は、来週に予定しているプレゼンの予行演習をした。スライドを使って、発表時間は10分。
あれ? プレゼンはみんなうまくないな。あまり練習の機会がなかったか。
プレゼンで一番大切なのは態度だ。にやつくことなく、恥ずかしがることなく、堂々と発表すればいいのだよ。
もう一つ、聞き手に照準を合わせることだ。聞き手は私ではない。当日は2年生が聞き手なのだから、彼らにわかるように話をしなければならない。どうして自分がこのテーマをやることにしたのか。どういう問題意識があったのか。これをやるとどんないいことがあると期待しているのか。こういうことをストーリーにするのだ。細かいところは、まだいいよ。それは卒論発表会のときにすればいいのだから。
当日のプレゼンに期待。