KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

愛されるために生まれてきた人

私は、アドラーのライフスタイル診断でいうところのBなのです。それは、愛されるために生まれてきた人です。こういうとちょっと美しすぎるのですが、要は誰にでも好かれたい、嫌われたくないという目標を持って行動する人なのです。Bは。

とりわけ自分が尊敬する人に対しては、好かれようとします。好かれるためにはとても努力します。それで一見優秀に見られたりするわけですが、それはあくまでも愛されるための方法にすぎないのです。愛されるためなら、優秀でいようと努力することなど何でもありませんから。

でも、最近、なんか違うんです。相手を対等に見られるようになってきたというか。以前は、この人を傷つけまいとしてきたのです。傷つけたら、自分が嫌われるかも知れないので、傷つけないのです。

でも、それが変わってきた。本当に相手と自分が対等であるならば、傷つけまいと考えるのは不遜です。それは相手を一段低く見ているということだから。私よりも優秀な人も、私が心から尊敬する人も、すべて対等に見られるようになってきた。私よりも優秀でない人も、私が心底軽蔑する人も、すべて対等に見られるようになってきた。

相手を尊敬しつつ対等に話す。相手を軽蔑しつつ対等に話す。徐々にできつつある。自分の中で何かが変わりつつある。