KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

密度の濃い授業を少なく持つ

これからの教員は、密度の濃い授業を少なく持つ方向に行くべきだろう。

雑誌『カレッジマネジメント』2004 Jul-Augの対談記事「遠隔教育は高等教育の何を変える」からの引用だ。座談会には野嶋先生、松島氏(仏教大)、山内祐平さん(東大)、吉田文さん(NIME)が参加している。

やはり、その方向が正しいのかな。たくさんの授業を持つのはもういいかなと思っている。私の性格から、「やれ」といわれた科目は何でも自分のチャレンジとしてきた。それに、IDを専門にしているのだから、どんな科目でもうまくデザインできるはず(不遜だけどね)。

しかし、もういいだろう。そういう時が来たのだ。これからは自分にしか構築できない授業に力を集中していく。そして、それを流通させればいいのだ。

ではそういう授業は何かというと、ID+心理学の系列、研究作法(リサーチャー養成)の系列、そして実用文・作文の系列、この3つになるかな、たぶん。