痛風の発作が発症して以来、月一回の病院通いは欠かせない。最近、病院を替えた。前よりも近くにある個人の病院だ。この先生の診察が実に丁寧で詳細で、前の病院であれば、15秒くらいで終わっていたのを、最低10分から15分かけて丁寧に話をしてくれる。
降圧剤を飲んで血圧を下げていたのだが、ちょっと下がりすぎだということを発見してくれて、半分の量にすることを指示してくれた。そのせいで体調も良くなったような気がする。また、血液検査の結果を吟味して、尿酸値が下がりすぎだということで、その薬も、半分にしてみましょうということになった。
死ぬまで、薬漬けだと思っていたが、その薬の量が減るのはありがたい。それでも、「まず体重を減らしましょう」ということだ。
この個人医院はこんな具合なので、けっして儲からないだろう。でも、丁寧に、ゆっくり看てくれる病院を見つけることができてうれしい。この先生のような人生も、いい。
