KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

William Horton: Leading E-Learning

Leading E-Learning (The Astd E-Learning Series)

Leading E-Learning (The Astd E-Learning Series)

何がeラーニングではないか?

  • Webで流されるレクチャーだけではない
  • オンラインで提供される訓練用の教材だけではない
  • 形式の整ったコースに限定されるものではない
  • 人間を教えるコンピュータではない

eラーニングの種類

  • 独習型(self-directed)Webベーストレーニング
  • ファシリテーター付Webベーストレーニング:ファシリテーターはメール相談をしたり、討論グループを運営したりする
  • Web上のクラスルームコース:レクチャーをストリーミングで流し、メールやBBSを使う(eスクールの多くの授業)
  • メールによる通信添削コース
  • 討論グループによるセミナー
  • ガイド付きツアーとオンスクリーンワークブック:入門向け、あるいは全体の概観を伝えたいときに
  • 学習ゲーム、シミュレーション
  • テレメンタリング、eコーチング:専門家が、ビデオ会議、電話、テキスト会議、メールのいずれかの方法で直接アドバイスをする(有料)
  • ジョブエイド(job aids):eラーニングとしては見過ごされがちだが、ジャストインタイムで知識を得られるチェックリストやエキスパートシステム

eラーニングを伝統的な学習とブレンドする

  • 「Web→クラスルーム→Web」サンドイッチ
  • 「クラスルーム→Web→クラスルーム」サンドイッチ
  • Webコンテンツをクラスルームトレーニングで使う
  • クラスルームトレーニングにインターネット協同学習を付加する
  • 教材をクラスルームでもeラーニングでも使えるようにデザインする:たとえば同じ内容を、Web上のフラッシュにし、一方ではパワーポイントにする

eラーニングの将来は?

  • テクノロジーはよりパワフルに、より見えなくなる
  • eラーニングはクラスルームや本の代わりにはならないが、それらを生まれ変わらせるだろう
  • 教育のフリーマーケットが出現するだろう:eラーニングとeコマースが合体して流通と競争が起こる
  • 学習はどこでもできる(omnipresent)ようになるだろう
  • 学習は生涯を通じて継続されるだろう
  • すべての領域におけるトレーニングがどこからでもアクセスできるようなるだろう