KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

ケータイ依存化日記(5)

ケータイもかなり肌身化しつつあります。つまり、サイフと同じ程度に持ち歩くようになってきたということです。

そういう状況になると、メモ帳(あるいはPDA)としての使い方ができるようになってきます。メモ帳は肌身離さず持っていて初めて機能できるものですから。

メモ帳としてのケータイ

ケータイの「メモ帳」機能は役に立ちます。ただ項目リストを並べるだけですが、ToDoリストとして使うことができます。出先で空いた時間にそれを見て、ちょっとした用事や買い物を思い出すことができます。また、やるべき仕事をそれにメモしておくことができます。ここでテンキー入力がネックになりますが、長い文章でなければ何ということはありません。

もうひとつカメラ機能も役に立ちます。それはデジカメとしての利用ではありません。スナップショットをいくつか取ってみましたが、画像が粗くて鑑賞には耐えません。そうではなくて、メモ帳として使います。たとえば、映画の上映時刻の情報をカメラのマクロモードで撮影しておきます。それはポスターからでもいいですし、ホームページからでも可能です。そうすれば書き写さなくてすみます。いらなくなれば消去することもできます。

以上2つの使い方は「いつも持っている」機械だからということで意味のあるものになりました。

ボーダフォンiPodの機能を組み込むということが報道されました。よく考えたら、iPodには写真を見る機能も、カレンダーも、ToDoリストの機能もあるのでした。でも、使わないですね。それは、私にとってiPodはいつでも身につけているものではなく、電車やバスに乗るときにだけ持ち歩くものだからです。機能はあっても、身につけていなくては意味がないのです。