KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

文化構想学部・文学部のオンデマンド授業構想

戸山リサーチセンター主催のシンポジウムのメモです。

基礎演習(1クラス30人)

  • 読む:データベース化された教員の論文を読む
  • 発表する:グループで発表し、聞き合う
  • 書く:論文を自分のテーマで書く

隔週の授業で一年間をかけて実施する。春学期は、読む〜プレゼンまでをBBSを活用して行う。夏休みの草稿を準備する。秋学期は、論文を執筆する。8000字の分量。BBSではお互いの原稿を読み合って、意見を出す。

ボイスdeレビュー(井桁先生)

対面授業で、出席カードの裏に授業のレビューを書いてもらっている。その中から選んで、レビューシートをプリント配布している。そのレビューシートを読んで、コメントする。これをPodCastしている。

放置BBSと炎上BBS

炎上BBSを避けるためには、教員、コーチ、学生とも、BBSリテラシーと呼ぶべきものを身につける必要がある。これは形式的なものでもなく、乱暴な言葉を使わないというような表現上のことでもなく、立場やメンツや偏見を超えて、自分の意見や気持ちを言葉にして表すという訓練を受けてこなかったことの結末だから、そうした訓練こそが重要なのではないか。

しかし、実は、放置BBSの方が問題だ。そこでは、炎上は起こらないけれども、何も起こらない。そして、ただ学生のやる気を削いでいくだけだ。

メンター・TA・教育コーチ

オンデマンド授業におけるフィードバックこそが重要であるということがわかって、それを担うメンターをどのように育成していくかが課題になってきている。