卒論提出日を控えて、最終チェックモードに入っています。とはいえ、まだ書いている人もいます。一方で、まだデータも取れていないしどうなることやらと心配させていたのに、抜群の集中力を発揮して、一気に書き上げる人もいたりします。さまざまなパターンがあります。
データも早めに取れ、原稿もきっちりと仕上げてくるタイプ。指導していて一番安心できます。原稿も早め早めに書いてくるので、こちらのフィードバックも早めにかかり、どんどん完成度が高くなっていきます。ああ、こういう人ばかりならばいいのにと思ったりします。
データは早めに取れたのに、原稿がなかなかできてこないタイプ。データも取れたし、これなら楽勝だろうと安心していると、最後まで原稿が出てこないで、あわてます。文章を書くのが苦手なのでしょうか。完成させてなんぼのものですよ。
データを取るのは遅れていたのに、集中力を発揮して原稿を仕上げてくるタイプ。覚悟を決めて待っていると、ちゃんと期日までには仕上げてくるんです。なんだ心配したのが無駄だったと思うこともありますが、ほっとします。こういう人は何かにつけて有能さを発揮しますね。
データを取るのも遅れ、原稿も遅れるタイプ。要はマイペースなのでしょうね。こだわりがあるともいえます。それはそれで美徳なのですが、指導しているこちらとしては最後までやきもきします。
今年もさまざまなタイプの卒論生がいました。
