- 作者: 秋田喜代美,能智正博,川野健治
- 出版社/メーカー: 東京図書
- 発売日: 2007/05
- メディア: 単行本
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- 質を問うというのは、意味を問うことと同義である。
- 観察は、観察の仕方と場面の操作により工夫できる。
- 観察の仕方
- 時間見本法:毎時1分間の観察。
- 事象見本法:コピーをとることに絞って観察する。
- 逸話記録法:興味深い出来事だけを観察する。
- 場面の操作
- コピー機を移動させてみる。
- 場所の違うコピー機を比較する
- 観察の仕方
- 質的データ分析
- カテゴリ分析
- ラベル化・カテゴリ化:フィールド全体の構造を見取り図にする
- シーケンス分析
- フィールドでの出来事の起こり方をとらえる
- カテゴリ分析
- 会話分析:ターンテイキング
- 質的な研究はマニュアルがない。自分の関心とテーマによって最適な方法を自ら作りあげる必要がある。
- 下山:論理科学的思考モードと物語的思考モードがある。後者は質的研究法。
- ゲーミング研究:ジレンマ事態(例:自信で立ち入り禁止になった庁舎に絶対必要な書類がある。取りに行くか?)における行動をグループ内で表明。その後、なぜそう決断したかを議論する。