KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

旭山動物園のデザイン

今年のゼミ合宿は北海道に行ってきました。その中の1イベントとして、すでに有名な旭山動物園に行ってきました。

特別な動物がいるわけではないけれど、見せ方がうまい。動物というコンテンツだけではダメなんだ、その見せ方をどうデザインするかということにかかっているんですね。どう見せるかということがデザインされた場所こそが動物園という名に値するわけです。

内容だけじゃダメなんだ。それをどうデザインするかによってこんな遠いところにたくさんの人を呼ぶことができるわけです。しかも、入園料580円。この値段にも感動です。

写真はシロクマ2頭が目の前で泳いでいるところ。テレビで見たことがありますが、やはり目の前で泳いでくれると、感動。もちろんいつでも泳いでいるわけではなく、陸のほうでうろうろしたり、水に入るそぶりをしながら入らなかったり、寝てしまったりするわけです。それでも辛抱強く待って、いよいよザッパン!と水の中に入ってくれると、歓声が上がります。こういう作りをデザインするためには、シロクマの行動パターンがよくわかっていなければできないでしょう。