KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

『ほぼ日手帳の秘密』

ほぼ日手帳の秘密―10万人が使って、10万人がつくる手帳。

ほぼ日手帳の秘密―10万人が使って、10万人がつくる手帳。

だから、メモは残しておいたほうがいい。メモしたものが、そのまま10年放っておかれてもいいんですよ。放っておかれたものが熟成することって、ほんとうによくありますから。

上書きされない、手書きのメモのいいところは、雑念がそのまま残ることです。考えてきた過程とか、思いついた瞬間に見えた景色とか、そういうものが混ざってる。それはコンピューターではきっと無理なんです。

実は「ほぼ日手帳」も、来年の手帳の候補になっていました。それで、上のような本を買って読んでみたり、ロフトに行って実際に手に取ってはみました。かなり、心動かされたのではありますが、結論としては「この手帳は親切すぎる」ということでした。

「親切すぎるので使わない」とは、なんとも矛盾したことです。この微妙な感覚は伝えるのが難しいな。でも、道具を選ぶときに重要なポイントであると思います。