- 作者: 山田浩子,ほぼ日刊イトイ新聞
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2005/11
- メディア: 単行本
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だから、メモは残しておいたほうがいい。メモしたものが、そのまま10年放っておかれてもいいんですよ。放っておかれたものが熟成することって、ほんとうによくありますから。
上書きされない、手書きのメモのいいところは、雑念がそのまま残ることです。考えてきた過程とか、思いついた瞬間に見えた景色とか、そういうものが混ざってる。それはコンピューターではきっと無理なんです。
実は「ほぼ日手帳」も、来年の手帳の候補になっていました。それで、上のような本を買って読んでみたり、ロフトに行って実際に手に取ってはみました。かなり、心動かされたのではありますが、結論としては「この手帳は親切すぎる」ということでした。
「親切すぎるので使わない」とは、なんとも矛盾したことです。この微妙な感覚は伝えるのが難しいな。でも、道具を選ぶときに重要なポイントであると思います。