- 作者: ドン・タプスコット/アンソニー・D・ウィリアムズ,井口耕二
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2007/06/07
- メディア: 単行本
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オープン化とコラボレーションをインターネットが可能にしたことによって何が可能になるか。
- オープンにしたほうが信頼が得やすく、信頼とコミュニティがあれば人びとは繰り返しサイトを訪れてくれるという認識がウェブ企業に広まっている。
- 「これこそが参加型のアクティブラーニングです。カナダとナイジェリアの先生が参加登録してバーチャルな教室を作り、生徒をグループに分けて研究プロジェクトを行うのです。生徒は、ブログを書いたりイラストをアップロードしたり、クラスウィキを使ってコラボレーションしたりするわけです」
- ピアリングが機能するためには三つの条件が成立しなければならない。……生産物が情報や文化であること。……全体を小さな部分に分割し、個人が少しずつ、だの部分とは独立に貢献できる形でなければならない。……こうして得られた部品をくみ上げて最終成果物にするコスト(リーダーシップや品質管理を含む)が小さくなければならない。
- 科学はオープンに保ち、応用を独占すること
- (ブログを書く理由は)ただ単に、前者メールを送るより、ブログのほうが効率的で透明性が高く、好感がもてるからだというのだ。
- 売上げやサービスから得た利益を、この比率に応じてコミュニティの貢献者に分配するのだ。
- ベテランの先生は、最初、子どもたちに自由に振る舞わせ、その後、いい行動パターンは定着するように、また良くないパターンは定着しないように、少しずつ介入するものです。すぐれた先生なら、定着させたいパターンが生まれやすいように、上手にタネをまいてもおきます。