KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

「政府のドアをオープンにする。そしてあなたが自らの民主主義に再び参加してほしい」Barack Obama

ということで、http://change.org/ideas というサイトで「アメリカの変革のためのアイデア」の投票を受け付けている。

その中で、教育カテゴリーの中に

  • Introduce Esperanto as a foreign language subject in schools to help American kids succeed

というアイデアがある。

現時点で1583票の得票で、30位。772のコメントが付けられている。こんな内容だ。

アメリカの子どもが成功するようにエスペラントを外国語科目として導入する

外国語を学ぶ前にエスペラントを学んだ子どもたちは、直接外国語を学ぶ場合に比べて、より速く学習するということが、世界中の多数の研究によって示されている。シンプルな文法を持ち、文化的に柔軟なエスペラントのような補助言語は、第二言語習得のハードルを低くしている(ウィキペディアの「教育学的実験」の例を参照)。
パイロットプロジェクト「Springboard2languages」はイギリスの多数の小学校で実施された。そこでは、外国語を学ぶ前にエスペラントを導入することにより、言語意識を高め、転移可能なスキルをつけさせている。外国語を学ぶための適切な準備となり、とりわけ外国語教育を専門としていない小学校の教師にとって有効である。エスペラントは、合理的で規則的な文法を持っているため、外国語学習における成功体験をすべての子どもたちに与える。

もし同じようなエスペラントのコースが最初の外国語としてアメリカの小学生に教えられたなら、そのあとに学ぶ外国語(スペイン語、フランス語、ドイツ語など学校で教えられているあらゆる外国語)を習得するのに大いに役立つだろう。

ますますグローバル化し、互いに結びつけられた世界の中で、複数の言語をマスターすることは「必須」であり、国全体として重要なアドバンテージとなる。外国語の教育に関してはヨーロッパは先行している一方、アメリカは取り残された。次期大統領バラック・オバマが選挙キャンペーン中に言っているように、アメリカの子どもたちが外国語を学ぶにあたって、今こそ変革の時である!