KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

ファシリテーションフォーラム2010

ファシリテーションフォーラム2010(ポートメッセなごや)に参加してきました(https://www.faj.or.jp/). ファシリテーションのプロが運営するワークショップを体験するのが目的です. この大会は,NPO日本ファシリテーション協会が主催で,年一回開かれます(来年は北海道) .

29,30日と二日間にわたって開かれましたが,私は,30日だけの参加. 参加費は非会員で,4000円でした.

セッションは並行でいくつか開かれ,朝一で,希望のセッションに自分の名前を書いた付箋を貼るという方式で,振り分け. 私は,南山大の津村さんのセッション(2時間)を選択. テーマは,「プロセスから学ぶファシリテーション」.

話は,レヴィンから始まり,レクチャーが続き, 「ああ,このまま行くのか.なんかワークやってほしい」と思ったら, 「周りの人と話してみましょう」と.しかし,10分足らず.
再びレクチャーが続き,質問時間は最後の5分ほど. これには私のみならず,参加者も不満だったようす.

それでも,ファシリテーションの歴史的な流れは整理できた.

  • レヴィンから始まる,グループのプロセス研究
  • 個人,グループの変化と成長を促進する
  • ロジャースの「受容」
  • Here, Nowでの「体験」
  • Kolbの経験学習
  • Knowlsのアンドラゴジー

こんなところかな.

質問は,中野民夫さんが「ファシリテーターのトレーニングはどうしているか」と.彼の口から「マインドフルネス」というキーワードが出てきたのが新鮮だった.