今年度の教育工学会研究会では、研究発表だけでなく、全員が一堂に会してトピックを決めたセミナーを開催しているのが特色です。
- 5月(金沢)では、ICTを使ったインフォーマルラーニング支援
- 7月(岐阜)では、研究成果を学会誌に投稿するためには
- 10月(島根)では、教師教育研究について
というトピックでセミナーを行いました。
セミナーは、単なる講演会ではなく、集まった人たちとのインタラクションが重視されていて、ある種、アクティブラーニング的になっています。まあ、教育工学会だから、当然といえば当然なのですけど。
これを推し進めていけば、研究会セミナーは「教え方の実験室」としても機能させるといいんじゃないでしょうか。
レクチャー、プレゼンの方法、グループワークの方法、ディスカッションの方法、まとめの方法、Twitterの活用、クリッカーの利用、とかいろいろ何でもできそうです。参加者も全員教育工学者なのですから、協力してくれます。データも取れるでしょう。アンケートにも積極的に答えてくれるでしょう。そうして、それをまた研究発表したらいいと思います。