- 作者: 下地寛也
- 出版社/メーカー: 中経出版
- 発売日: 2011/08/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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『コクヨの1分間プレゼンテーション』を読んでいて、プレゼンテーションとは関係ないんだけど、こんなことが書いてあった。
毎朝、前日に気づいたことをひとつ書いて、10人ほどのメンバーに送る。こうしてアイデアを共有していけば、1人で考えるよりも10倍の量のアイデアが共有できる、と。
ポイントはアイデアの量ではなくて、「常に発信し続けること」自体がよいトレーニングになるということ。そして、メンバーとの共有は、そのトレーニングを持続させるための仕掛けになっているわけだ。
さらに、仲間と共有しようということになれば、ある程度は他人が読んで了解可能な形の文章にしておかなければならない。そのこともトレーニングになっている。
ただ「つぶやく」のだと、文脈やどうしてそう考えたかのロジックがわからない。本人さえわかっていればいいという考え方もあるかもしれないが、1ヶ月経ったら、本人ですらわからなくなってしまうだろう。だから、短くても文章にしておく意味がある。そのトレーニングを続けたら、何かが変わってくるだろう。