「教育心理学におけるアドラー心理学の適用に関する考察」というタイトルでポスター発表をしてきました。データのない、いわばPR発表でしたが、たくさんの人に話を聞いてもらい、うれしかったです。
傾向としては、ベテランの人は「アドラーね。昔聞いたことがある」と言い、若い人は(会場校の琉球大生も含んで)「アドラーって、なんとなく興味があります」と言ってきます。私も説明しながら、現代にアドラーの思想を活かしていくためのいろいろなアイデアが浮かんできました。
まずはアドラーが提案した「人生の意味の心理学」を現代の社会に当てはめること(人間はそう変わりませんが、社会はずいぶん変わりました)。そうした上で、よく生きること(well-being)ひいては、しあわせに生きる方法を提案し、実践によって広めていくこと。それと並行して科学的なデータも積み重ねていくことです。
発表した原稿とポスターは下から見ることができます。