2013年7月27日（土）所沢キャンパスで、eスクール設立10周年記念式典が開催されました。たくさんのeスクール卒業生が集まってくれて盛会でした。ありがとうございました。
第１部では、谷川学術院長の祝辞に続き、eスクール設立に携わった、白井前総長、野嶋元学術院長の普段聞けない話を聞くことができました。また、藤本所沢市長の話は楽しかったですし、高橋私立大学通信教育協会理事長の通信教育と生涯教育に関する話は、単なる祝辞以上の内容がありました。
第２部では、まず、西村教務担当教務主任からeスクールの全体像を紹介する話があったあと、パネルディスカッションに入りました。
パネルディスカッションでは、教員から山内兄人先生と鈴木秀次先生をお呼びし、また、eスクール卒業生から小林美佐子さん、塚本恵里香さん、そして鬼嶋雄三さんをお呼びしました。私の司会進行で、eスクール卒業生を対象にした最新のアンケート調査結果を紹介しながら、「eスクールでよかったこと」「大変だったこと」「変わったこと」の話題を振りながら進めました。
予期せず、教員と社会人学生との対話的な雰囲気になることもあり、eスクールという場をめぐってお互いの考え方をよく知ることができたのではないかと思いました。
さて、eスクールの設立の半年前に、人間科学部に赴任してきて、eスクールを「恋人のように」慕ってきた私にとっても、これで一区切りとすることができました。10年前には、前例のないフルオンデマンドによる大学授業のシステムを形作るというタスクの前に身震いしたことを思い出します。10年を経て、その試みは正しい方向であったということが証明されました。
次の10年に向かって、また新しいことを始めます。そのための10周年の区切りなのです。
