KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

「協力的な方法」の実践:ホールシステム・アプローチ

みなさん、こんにちは。

今週の土曜日には、向後ゼミ研究発表会が開かれます。通学ゼミ生、eスクールゼミ生、大学院ゼミ生の総勢約50人が、研究発表をします。卒論生と修論生は、スライドを使った口頭発表をします。それ以外のゼミ生はポスター発表です。公開制ですので、たくさんの人に来ていただきたいと思います。プログラムはこちらです。

このように研究発表会はけっこう大規模なので、その準備もなかなか大変です。2年前から、ゼミ生主体で準備をしています。

『ホールシステム・アプローチ』には意思決定の3つの方法としてつぎのものが挙げられています。

  • 独裁的な方法:代表が意思決定をする
  • 民主的な方法:多数決によって意思決定をする
  • 協力的な方法:全員が主体的に賛同して合意に達する

この「協力的な方法」が、全員でホールシステムを改善していくというプロセスにあたります。その変革プロセスのためにはつぎの4つの原理があります。

  1. より多くの人を巻き込む
  2. 人々やアイデアをつなぐ
  3. 行動のためのコミュニティを作る
  4. 民主主義を実践する

こうした原理を1人ひとりが意識することでホールシステムが動いていくことが期待できます。実際のところ、それはやってみないとわからないのですが。

ということで、またあした。

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