KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

2014年度からは、自前で研究会を開いて、そこで8ページの投稿前原稿を書いてもらおうかと考えているところです

みなさん、こんにちは。

桜が咲き始めました。写真はゼミ生のLOCOさんのものです。

昨日の記事(id:kogo:20140328)で、

  • データを取る→速報として研究会発表する→フィードバックを受ける→投稿する

というモデルを提示しました。この中でのポイントは、研究会での発表です。研究会で発表の機会を見つけることが重要です。そうすれば、それを目標に原稿を書くことができます。なにより「原稿締切」があることが、書かなければならないというプレッシャーを与えてくれるのです。

教育工学会や教育システム情報学会では、年に5〜6回の研究会を日本の各地を会場として開催しています。

発表するためには、4〜8ページの投稿論文スタイルの原稿を出すことが必須ですので、この時点で投稿論文の原稿の下書きができたようなものです。そして、研究会では、15分程度の口頭発表と10分程度の質疑がおこなわれますので、さまざまなコメントがもらえます。

この機会を利用しない手はありません。

とはいえ、私のゼミには、教育工学以外にも心理学系の学生がたくさんいます。心理学ですと、こうした研究会があまりありません。

もちろん、年一回の全国大会は、どの心理学系の学会も開催しています。しかし、原稿は1ページの予稿集スタイルです。この分量ではもちろん投稿論文にはなりません。しかし、一度書いてしまうとそれなりに「やった感」があって、つい投稿原稿にするのを後回しにしてしまいがちなのです。これがトラップなのだと私は思っています。

ですので、2014年度からは、自前で研究会を開いて、そこで8ページの投稿前原稿を書いてもらおうかと考えているところです。

では、またあした。