メールチェックを1日3回に制限することを実行してみる。メールチェックの時間帯は次の3つ。
- 11時(昼食の前)
- 16時(帰宅の前)
- 22時(寝る前)
バボータも書いていることですが、朝一番にメールチェックをするのはよくない。そうではなくて、朝一番には、今いちばん重要な問題に手をつけるべきだというのです。それは手をつけたくないことかもしれませんけれども、そうすること。そうすればいつか習慣になります。
自分のメールチェックの回数を制限することで気づいたことがあります。それは、相手の返事がなかなか来なくてもイライラすることがなくなったこと!
つまりは、自分が普通に行動していることを相手に無条件に求めてはいけないということなのです。このことに気づいたのは大きい。
メールチェック制限療法をはじめると、最初のうちはイライラ、ムズムズするかもしれません。しかし、そんなときは「ずーっとこうやってきたんだ」というフリをするというのが、私のテクニックです。
「そう、私は昔からメールチェックは1日3回しかしていないんだよね〜」というフリをするのです。
この「フリをする」テクニックは、心理的リアクタンス(抵抗)を起こさせないためのものです。無理して習慣を変えようとすると必ずその反動が起こります。これがやっかいなので、あえて「無理していない、昔からやっている」と自分をだますという方法を取ります。