2014年8月28日(木)に長崎大学・文教スカイホールにて開催された、教育革新シンポジウム「教養教育におけるICTの有効活用」にて登壇しました。基調講演として「学修効果を高めるICTの活用法〜反転授業も含めた授業設計〜」についてお話ししました。
今回の講演は100分いただきましたので、中間にマイクロディスカッションというのを試行してみました。
マイクロディスカッションのやり方は以下のとおりです。
- その場で3人組を作ってもらいます。できれば知り合いを避けて、初対面の人同士で組みます。
- 3人で簡単に自己紹介します。(3人で2分くらい)
- じゃんけんをして、勝った人から順番に時計回りに回ります。
- 1人3分の持ち時間で、ここまで聞いた話について感想や疑問点などを話します。
このようにしてマイクロディスカッションが終わったら、ランダムにグループを2、3個選んで、どんな話が出たかをシェアしてもらうといいでしょう。
今回は、質問を受け付けました。質問はちょっと出にくい感じがしましたので、シェアする方がお勧めです。
話の内容としては、前半は、反転授業の作り方を、後半は、反転授業に限らず大学の授業を作る上での工夫について話しました。以下のようなことです。
- ビデオ授業の設計と制作
- グループワークの設計と実践
- 大福帳は万能の授業ツール
- テキストの設計と製作
- 授業の中でスキル訓練をする
- ゼミをシステム化する
反転授業というキーワードが流行っていますけれども、授業全体をどのようにデザインしていくかという視点が重要かもしれません。