日本教育工学会研究会(岩手県立大学)に参加してきました。向後ゼミからは次の2件の発表をしました。リンクをクリックすると発表論文が読めます。
- 渡邉文枝・向後千春(2015)JMOOCの講座における受講生のeラーニング指向性と相互評価指向性が学習継続意欲と講座評価に及ぼす影響『日本教育工学会研究報告集』JSET15-4, Pp.87-94
- 中深迫信一・向後千春(2015)呈示モダリティと文章型が文章理解におよぼす影響『日本教育工学会研究報告集』JSET15-4, Pp.49-56
すべての研究発表が終わったあと、SIG-ID(インストラクショナルデザイン)のワークショップが2時間の枠で開かれました。参加者16人が、4人のグループに分かれて、ARCSモデルを学び、具体的な授業を例にして、そのどこをどのように改善していくかというワークを行いました。
私は最後にまとめとして次のようなことを話しました。
- このような研修を外で受けるとしたら、一人5000円は払ってもいいほどの内容なので、ぜひこうした研修アイデアを自分のものにして広めていってほしい。
- 今回使ったような、教材や事例は、共有のリソースとして提供していきたい。それを利用して、インストラクショナルデザインの考え方をいろいろなところで広めてほしい。
- 今回のような研修に、SIG-IDとして修了証を出して、それを何枚か集めた人には、SIG-IDが認定した専門家として活躍してほしい(希望)。
SIG-IDに興味を持たれた方は、こちらのfacebookページをご訪問ください。