KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

社会人卒業生は週末研究者となる。そういう人たちの居場所を作りたい。

学部からストレートに大学院に来るのではなく、すでに働いている人が、何年か休んで、大学院で学び、再び仕事に戻るようなパターン。あるいは、仕事を辞めずに、週末に研究を続けるパターン。このような人たちが増えれば、日本は文化的に豊かになれる、と。

さらには、常勤の人が中心になって、週末研究者やボランティア研究者に手伝ってもらって共同研究をする。

うん。こういう姿が生涯教育(あるいは生涯研究と呼んでもいい)の新しい形なのじゃないだろうか。

eスクールの卒業研究発表会が終わり、修士論文の公開審査会もぶじ終了した。社会人ゼミ生たちのこのあとは、大学院に進学する人もいる一方で、過半数の人は元の仕事を継続することになる。しかし、大学院進学しない人の中には「研究の苦しさと楽しさがわかった今、もっと研究を続けたい」と思っている人もたくさんいる。

そういう人たちの居場所を作りたいと思う。