今期のゼミでは、プロジェクタから画像を映せるタイプのホワイトボードを使っている。たまたまなのだが、これがゼミにはすごく効果的だ。
ゼミ生は事前に与えられた課題をファイルにして、サイボウズLiveにアップロードしている。このファイルをホワイトボードに映し出して、議論しながら様々なコメント書き込んでいく。最後にこれを写真に撮って、保存するという手順である。
1枚目の写真は、ショートレポートを書いてきてもらい、それを添削したり、コメントを追加しているところ。
2枚目の写真は、研究テーマを決め、概念的なキーワードや変数などを整理しているところ。
こうした資料は、通常は人数分のコピーが配付され、それをゼミ生それぞれが見るというのが通常だ。しかし、そうではなく、ホワイトボードに映された資料をみんなで見ながら議論をすると、集中力が違う。みんなが同じものを見るというパワーがある。
そして、そこにコメントを書き込んでいくことで、元の資料がどんどん良いものになっていくというプロセスを共有することができる。
しばらく、この方法を続けていくつもりだ。