KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

友達とは教室の外で話をすればいいのであって、教室の中では授業に集中して欲しいのですね。

ここ数年は、役職者負担軽減制度を使って、ゼミ以外の授業を開いていませんので、先日の「人間情報科学概論」は久しぶりの授業でした。一番広い教室に100人以上の受講生が来ていました。

話題提供は、古山先生、畠山先生、そして私と、それぞれがとびきりの話をしていますので、絶対に面白いはずです。それでも、私語やザワザワした感じがあるのですね。畠山先生は、声高におしゃべりしている学生をきっぱりと注意しました。それでもダメですね。すぐにザワザワ感が戻ってしまう。隣に友達がいれば、おしゃべりしてしまうのでしょう。でも私語がある教室は本当にやりにくいし、疲れます。

この感覚は久しぶりに味わいました。私の授業では私語がないのです。ああ、そうか私の授業では、座席指定で座ってもらうので、友達がいたとしても離れ離れです。それで私語がないんだ。

だとすれば、こういうレクチャー型の授業でも、座席指定をすればいいんだ。大雑把でいいので、ア行の人はこのエリア、カ行の人はここ、サ行の人はあそこ、という具合に指定する。そうすれば、仲のいい友達が隣同士になることはない。誕生月で分けてもいいです。

友達とは教室の外で話をすればいいのであって、教室の中では授業に集中して欲しいのですね。ですから次からこういう座席指定を試そうと思います。