春学期のまとめの研究発表会である、向後ゼミ・ワールドカフェを開催しました。内容は研究発表会ですが、形式がちょっとワールドカフェに似ているので、この名前をつけています。通学生は口頭発表形式、eスクール生と大学院生はポスター発表の形式です。今回も卒業生の方、eスクール在学生の方、また外部からたくさん見に来てくれました、ありがとうございます。
今回もまた、たいへん盛り上がった研究発表会になりました。研究発表に対しては、こちらで用意したコメントシートを使ってコメントを書いてもらっているのですが、それが足りなくなるくらい積極的な参加をしていただきました。
通学生の方では、昼休み明けに1時間程度の枠をとってワークショップを行っています。このワークショップはゼミ生に自由に企画を依頼しています。今回は、有名なマシュマロチャレンジをやってみました。このワークは私も話を聞いて知っていましたが、実際にやってみると、とても良いプログラムだということがわかりました。チームワーク、分業、協力、意思疎通、効率化、といったことを体験的に学ぶことができます。
eスクール・大学院の方は、全員がポスター発表をします。通常の立ち見形式ではなくて、ポスターの前に机と椅子をおいて、ゆったりと発表を聞けるスタイルをとっています。また20分で1セッションとして、それを2回行うことで複数のポスター発表を聞くことができます。この形式も毎年やっていくにつれて、洗練されてきて、ほぼ完成形になっていると感じました。
課題としては、通学生とeスクール生・大学院生との交流がもう少しあるといいかなと思いました。通学生とeスクール生・大学院生とは別の部屋で発表をしているため、お互いの研究発表を見るためには意識的にそちらの教室に行かなければなりません。交流を進めるアイデアとしては、今回通学生で行った、マシュマロチャレンジのようなワークショップを、eスクール生・大学院生を含めた全体で行って、交流を図るということが考えられます。来年試してみたいと思います。