群馬県立県民健康科学大学にてFD研修を2時間で実施しました。内容は、「大学講義における教える技術」として、特に「意欲があまり高くない学生に対する講義方法」という注文が入っていました。意欲、動機づけということであれば、ARCS動機づけモデルから入るのがベストですのでそのようにプログラムを組みました。
参加者は非常勤講師も含めて64人と、たくさんの人に参加していただきました。
2時間の制約でしたので、「この研修そのものが私の授業デザインです」と言って、どのように授業を組み立てているのかを体験してもらえるようにしました。
具体的には、最初にウォームアップのための1分間スピーチをいれたり、質問を提示して4人グループでディスカッションする。サイコロでグループを指名して発表してもらい、それを教員が板書してコメントを加える。レクチャーは20分を超えないようにする(実際には超えていましたが)などです。
話しながら自分で再確認できたことは、グループワークの課題設定とプロセスのコントロールがキモになるということです。