第36回日本アドラー心理学会総会(幕張国際研修センター)に参加してきました。日本アドラー心理学会の総会に参加するのは久しぶりのことです。
ブログを遡ってみたら、前回参加したのは4年前の2015年の名古屋での総会でした。
その前は、さらに4年前の2011年総社の総会でした。
もしかして、4年ごとに参加しているのではあるまいかという疑念が湧いてきました。オリンピックか。
いずれにしても、今回は「何か発表しませんか」というお声がけをいただいたので、喜んで登壇させていただきました。演題は「基本前提とアドラーミーティング」ということで、アドラー心理学をベースとした、ペアレントトレーニングからクラス会議、職場会議というところまでをお話ししました。
たくさんの質問もいただき、ありがたかったです。この学会では親子関係のプログラム「パセージ」を当たり前のように実践している人が多い中で、職場でのさまざまな人間関係の問題にはあまり手がつけられていません。ここが挑戦していくべき領域かなということが明らかになってきました。
古くからの友人たちにも会うことができて幸せでした。
総会が終わると、場所を幕張メッセ会議室に移して、学会の関東地方区の企画によるシンポジウム「アドレリアン大集合」が開催されました。100人以上の有料参加者を得て、大盛況でした。
話題提供者は私も含めて5人。それぞれが自分とアドラー心理学との関わりについて話しました。
私はアドラー心理学の研究者としての立場から、アドラー心理学を現代に活かしていくためにはどうすれば良いのか、どう勉強していけばいいのかということを話しました。
書籍販売のデスクも設けていただきました。企画していただいた関東地方区の皆さん、ありがとうございました。日本のアドラー心理学にとって転機となるイベントでした。
野田俊作先生にも参加していただきました。