KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

あと何人の博士を出すことができるかな

2021年2月12日(金)

ハローフライデー! 向後です。

先日「[m135] 向後ゼミから7、8人目の博士号取得者を出しました」という記事を書いたら、こんなメッセージがきました。(メッセージ、質問、コメントは署名欄のリンクからどうぞ!)

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博士号8人のうち社会人学生が4人とは。医療関係の人間にとっては希望が持てるお話でした。コロナ禍で日々同じ業務の中、新しい挑戦が出来る夢が広がるとみな言っております。さて、先生の研究室は何年めになるのでしょう?ほぼ毎年博士号取得される方がいらっしゃいますか?
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質問ありがとうございます。私が早稲田大学人間科学部に着任したのが2002年で、博士課程を指導し始めたのが、たぶん2007年くらいからだと思います。そこから14年間で8人の博士を出していますので、平均すると、2年に1人くらいですね。最近5年間に限定すると1年に1人くらい出しています。

年度ごとの博士の人数は下のようになります。

2011年度 1人
2014年度 1人
2017年度 2人
2018年度 1人
2020年度 3人

ここまで8人の博士が誕生したのは、とてもよかったなあと思っています。

もちろん博士課程に入学してくる人はこの4倍はいると思います。ですので、全体の7割くらいの学生は博士を取らずに中途退学したり、単位取得満期退学(3年以上在籍するとこの称号になります)しています。それは私の指導が至らなかったことの証拠ですので、申し訳ないと思っています。

私は今年63歳になります。大学の定年は70歳です。マージンを考えると博士課程の学生を新しく受け入れるのは、あと3年くらいかなあと考えているところです。定年までにあと何人の博士を出すことができるか予測はつきませんが、できるだけのことはやろうと思っています。

では、良い週末を!

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向後千春メールマガジン(発行者:向後千春 kogo@waseda.jp)

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