KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

「永遠の門 ゴッホの見た未来」:ゴッホの絵を見るたびに思い出すでしょう

2021年10月4日(月)

Amazon プライムで「永遠の門 ゴッホの見た未来」を観ました。Netflixでも見ることができます。この映画自体がゴッホの絵画のように鮮やかでダイナミック。超お勧めです。

永遠の門 ゴッホの見た未来
https://www.amazon.co.jp/dp/B089FQXZ19/

この映画を観たおかげで、これからゴッホの絵を見るたびに、これがどんな場所で書かれたのか、そしてどんな生活の状況で描かれたのかを、イメージすることができるでしょう。弟のテオや、友人のゴーギャンのイメージとともに。

どんな作品にも、その人となりがあり、時代と社会的な背景があり、どんな友人が周りにいたのかということが影響を与えています。その作品だけをそのまま受け取るということにも意味があるでしょうけれども、その背景を知ることで作品をより深く感じることができるでしょう。

関連した映画として、この映画もリコメンドされていました。私の好きなカンバーバッチが主演しているので、これも観てみようと思います。

ゴッホ 真実の手紙
https://www.amazon.co.jp/dp/B083ZHHKYD/

年金をもらえる歳になりました

 

2021年10月2日(土)

ハッピーバースデー to me! ということで63歳になりました。これから年金をもらえます。働き始めてからずーっと払い続けてきたお金がやっと還流してくることになります。うれしいなあ。

年金受給の時期を延期すると、総額としては多くなると案内を受けています。なんか行動経済学の練習問題のようではありますけれども、私はがまんをせずにもらっておけという人なので、請求書を出そうと思います。

これは還暦のときに書いた「これからやりたいこと」。このときから、基本的に変わっていませんね。コロナのせいで2番目がやりにくくなっていましたけれども、これから状況もよくなっていくことを期待しています。

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オンラインの打ち合わせは事務レベルでは十分だけど、こぼれ落ちるものも大きい

 

2021年10月1日(金)

原因はよくわかりませんけれども、コロナの感染者数が急激に減って(というか増えるときは指数関数的なので、減るときも指数関数なのでしょう)、10月1日から緊急事態宣言が解除されることになりました。グラフを見ると、第5波は8月の下旬がピークだったようです。

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早稲田大学の危機レベルも引き下げられて、出張も「十分に気をつけながら」で可能になりました。これで、今までがまんしていた対面による研究打ち合わせなどもできるようになります。

ここまでで体験的にわかったことは、事務的な打ち合わせはオンライン会議でも十分にできるけれども、そこからこぼれ落ちるものもたくさんありそうだということです。それは、リラックスした雑談の中で思いつきとしてスパークしてくるものです。

ですので、オンラインでもリラックスした雑談ができればいいのですけれども、そこまでには至っていないというのが実感です。それは、各自が離れたサイトにいて、オンラインでつながれているとはいえ、同じ環境(空気)を共有していないことが原因なのかなと思います。オンライン環境がどんどん便利になる中で、「空気」という物理的なものが重要だということに気付かされました。

逆にいえば、オンライン環境をよりよくするためには、この「空気感」や「場の雰囲気」というべきものをどのようにして作り上げていくかということにかかっているような気がします。これはオンラインの会議でも、打ち合わせでも、授業でも、ワークショップでも、講演でも、すべてに課された課題であるような気がします。