KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

【ブログ】たくさんしゃべることで解放される

2022年8月1日(月)

先週末は、eスクールゼミの教育コーチのお疲れ様旅行で箱根で1泊してきました。eスクールのゼミでは4人のゼミ生に対して1人の教育コーチがつきます。現在、4人のコーチでゼミ生を指導しています。

春学期が終わったので、そのお疲れ様会として箱根一泊ということになりました。私は新宿から小田急ロマンスカーで到着。暑い日でしたけど、山の上はそれなりに涼しくてよかったです。箱根は見どころが多くて楽しいです。美術館はポーラ美術館のみに行きましたけど、他にもたくさんあります。

登山鉄道はそれだけでワクワクします

箱根駒ヶ岳山頂はこんな感じでした

 

膝痛(テニスのしすぎ)を癒すためパワーをいただく

ポーラ美術館は写真撮影可能な絵がたくさんありました

1泊2日のグループ旅行の間はしゃべり通しで、たくさんしゃべることで解放されるものがあるのかなあ、などと思いました。1日でも、旅行に出かけると時間がスクランブルされて、体がリセットされる感じがします。

【ブログ】2年半ぶりに対面(+Zoom)での研究発表会を開きました

2022年7月25日(月)

先週は、早稲田キャンパス3号館の教室で、eスクール生と大学院生の研究発表会を開きました。対面での発表会は、2020年1月が最後でしたので、2年半ぶりの開催でした。開いてみて、「ああ、これこれ、この感じ!」というのがよみがえってきました。同じ会場の空気を共有する独特の感じを思い出しました。

今回は、会場に来られない人のことを考えて、Zoom同時配信のハイフレックス方式を取りました。これもよかったです。Zoomによる外からの参加者は、平均で8人くらいでした。研究は多くの人に聞いてもらうことで、良くなります。参加していただいた方には感謝申し上げます。

Zoomにはゼミの卒業生も参加してくれました。会の最後には皆さんから一言ずつあいさつをもらいました。研究発表会がある種の同窓会のようなものとしても機能しているようです。

次は2023年1月に発表会を開きます。対面開催のZoom同時配信によるハイフレックス方式がスタンダードになりそうです。

【ブログ】看護シミュレーション教育とメンタルモデルの生成

2022年7月22日(金)

2022年7月9日(土)に福岡女学院看護大学を訪問しました。看護シミュレーション教育の様子を見せてもらうためです。病院内を再現した部屋にシミュレーション用の人形が何体もありました。人形とはいっても、さまざまな機能が内蔵されていて、値段は数百万から数千万円するものです。

https://ns.fukujo.ac.jp

この人形を使って、さまざまなシナリオの想定の中で、自分がどのように患者を観察し、対話し、状況を判断して、とるべき行動を決めていくかということを実習します。

その実習の様子を見せてもらって、私の頭の中には「メンタルモデル」という認知心理学の古典的な用語が浮かんできました。メンタルモデルとは次のようなものです。

> 頭の中にある「ああなったらこうなる」といった「行動のイメージ」を表現したもの

https://ja.wikipedia.org/wiki/メンタルモデル

シミュレーション教育の最終的なゴールは、適切なメンタルモデルの生成と身体的運動スキルの獲得です。そのためには、リアリティのある人形シミュレーションによる訓練は効果的です。しかし、適切なメンタルモデルを生成するための議論と検討を実習の中に組み込むことが必要です。それがシミュレーション教育のもうひとつのキモであり、この大学の教育ではこのことが重視され、授業プロセスに組み込まれていました。

この領域の研究は、インストラクショナルデザインの中で、メリルの第一原理、コルブの経験学習モデル、ロールプレイ、バーチャルリアリティによる訓練、などにつながるものです。古くはシャンクのゴール・ベース・シナリオもあります。

ポイントは、失敗のできない緊張の中で学ぶべきものを、失敗してもよい安全な環境の中で学ぶという点にあるような気がしています。その意味で私の「レッスン/ゲームモデル」にも通じるものがあると感じています。このモデルは、なぜ真剣なゲームでは練習のレッスンのように打てないかという問題意識から出発しています。